人生に必要なことは草や昆虫や?に教えられた

日々の「あれ!おや?」から、人生の指針を紡いできた観察日記です。

たいせつなばしょ

 こんにちは。
やっと明日からしのぎやすくなりますね。
色づく風景の中に身を委ねるいい季節になります。
今年の紅葉はどうでしょうか。
楽しみですね。

 

今回はメモ式に書いてあります。
つまり、見たことから~悟りを得るまでの
感情の流れということになります。
メモ式は要点だけを書いていることになります。
枝葉のない文章ということですね。
ミニノートにメモするときはいつも
こんな具合です。

 

 「今日の発見」


 その日、会社の帰り、
 山並を染め上げた夕日が
 とてもきれいで感動しました。
 その夕日の中を、三羽の鳥がねぐらへ帰るのか、
 離れたりおいついたりして、
 そのうち夕焼雲の中にきえました。
 私も家路へと急ぎました。

 
 
気付いた事
    ↓

鳥たちが帰る、どこまで帰るんだろう?
一番後ろの鳥は子供だな?
遅れまいと懸命についていくぞ。


想像した事
   ↓

寝ぐらは山の向こうかな?
仲間が待っているんだろうな。


創造したこと
    ↓

鳥にも帰る場所があるんだな、
暖かな森、友が待ってるぞ。
自分にもあるんだ、ホットする家が、
ありがたいな!
  

  エンカレ:励言

活躍出来る場所の、ありがたさ。
社会という、共有の場、

帰れる場所のうれしさ。
家族というやすらぎの場、
    大切に。

 
年齢とともに感受性が鈍くなるのは?
それは大人が知的論理的に物事を捉えますが、
子供は感覚的に物をとらえます。
つまり、感じることから入っていきます。
おとなはそれまで学習してきた経験や、知識に
もとずいてある枠組みをつくっており、
その枠組みから物事を判断します。
子供はありのままで見ますので、好奇心旺盛で
いろいろな疑問をもち感じることで、多くのことを
創造的に学習していきます。
感受性を高めるには頭にある既成の枠組みをとり
はずすことが必要かもしれませんね。
   
「何物でも、どんな事にも、『なぜ、どうして?』」

子供の不思議といえば、こんなことを
知ることからでもわかるかもしれません。
これは読売新聞の家庭欄に掲載されている
子供の詩です。

ぎゅうにゅうびんというタイトルです。

    『いま
     ぎゅうにゅうが
     ごぼっていったよ
     おこったのかな』

三歳の子の作品です。
とても素直な受け方ですよね。
もちろん科学的知識のない子供ですから、
現在持ち合わせている感じで表現しているのですが。
何か、牛乳が生き物に思えてきます。

作家のコメントがいいです。
「??さんに、こんにちは 
と挨拶したのかもしれません」

コメントは童話作家の方です。
いかにもその人らしい言葉です。

この観察技法もそうなんですが、
科学的に考えないことが大きなポイント
でもあるんです。
感じるそのままに・・・見て、考えて、思う。
こんなふうにいつもやっています。

(参考文献:読売新聞家庭覧:子供の詩)参照