人生に必要なことは草や昆虫や?に教えられた

日々の「あれ!おや?」から、人生の指針を紡いできた観察日記です。

思いの果に生まれること

                

 

今日は所用で超高層マンションに行きました。

用事も終えて、
しばらくベランダから風景を眺めていました。
さすがに超高層ビルは宙に浮いたような気分になり、
ふらっとなります。

今日は晴天、それも雲ひとつないいい天気で、

遥か丹沢の峰がとても綺麗でした。

 

すると、飛行機が目に止まりました。
多分羽田から飛び上がったのでしょうが、

それを追っているとだんだん小さくなり、

やがて点となり見えなくなっていきました。

 

「どこにいくんだろう?」
「旅はどこへ?家族の楽しそうな声が・・・」

思っていると、
澄ました耳に地上から様々な音が聞こえてきました。

学校の生徒達の声、走る車の音、
かけていく小さな子供たちの可愛い声、

建設現場の工事の音、色々な音が、

不思議とやさしくいとおしく聞こえてきたのです。

 

何となく「平和っていいなあ~」という思いに

かられました。

平和を考える時、それは様々にあるでしょうが、
社会の色々なものが生き生きと活動するところから
生まれて来るんではないかと、そんな気がします。

地上にいる時にはこんな事もありませんが、
天上からであるからこそ、

このような感情が湧いてくるのかも知れません。

例えば、

一人旅に出た時など家族への想いに心温かくなるのに
似ているかもしれません。

また、昔の思い出に、

ふと幸せになれる一瞬の時間のような
回想の時でもあります。

ちょっと離れて考える所から、
いろいろな事が見えてくるもんなんですね。

 

国の平和が約束してくれる、
私たちの幸せ!
すべてにありがとう!。

ふと、こんな言葉が湧いて来た一瞬でもありました。

時今、世界の中で起きている紛争を思う時、
自分ができるこの国での貢献を考える時間にもなりました。
身近な所で、小さなことでもいいから活動を、と。

     

     平和に包まれて思う
       自分の立場、
     社会に役立つ活動を、
       今、一歩。

(フォト:イラストac提供)