人生に必要なことは草や昆虫や?に教えられた

日々の「あれ!おや?」から、人生の指針を紡いできた観察日記です。

絶唱の伝言

 
 
~命を伝える風景~
 
映画館に向かう時ですが、
「あれ、なんでこんな所に・・・」
道路の排水溝の脇に、小鳥の巣が
転がっていました。
 
樹の下、とかならわかりますが、
そう、枝から風に落とされたのかなと、
理解できますから。
 
(どこから・・・?)
近くに公園がありました。
でも、公園まで5メートル位は
あります。
そうか、そういうことか・・・・?。
 
想像しますに、巣立った小鳥の子供が、
初めて飛び立った時に舞い降りたそこの道路で、
運悪く走ってきた車に撥ねられたのかも・・・。
 
悲しみにくれた母鳥が、人間への
警鐘をこめて、命をそこに置いたのかもしれない。
小鳥の子供の命を尊ぶために。
 
こんな無茶な空想をしてみました。
理由はなんであれ、
偶然出くわした一つの事から、母鳥の温かな
情感をいただいたことに、
うれしさがこみ上げてきました。
 
天使のくれた人間の創造の力に感謝しながら、
そこを去りました。
 
 
     ~エンカレ:励言~
 
        なぜ?
 
    「道路に小鳥の巣が」
 
    車にひかれた子鳥を見て
 
     命をそこにおいた
 
   人間がそれを悟るために
 
    祈りを込めて・・・