壁から伸びて一つの花を咲かせた
(小さな輝きのある風景)
高低、20メートル近くあるコンクリート崖の
中腹に生えている、一本の草がありました。
植物は面白いもので、どんな場所に
生えているものでも、
必ず天に向かっていきます。
つまり、これは太陽<日の光>を求めて
いるわけでしょうが。
まるで、私たちが、どんな境遇にいても、
幸福になりたい、
という気持ちと似ていますね。
崖から上空に伸びるためには、
大きな力が
必要なんではないでしょうか。
二メートル近くまで茎を伸ばしたということは、
随分頑張ったなあと思いました。
そこに付けたたった一厘の花、
まるで、
ご褒美のように見えました。
「ここまでやれば大満足!」
と、言っているようにも見えました。
私たちも、長い人生の中で、
夢や成功や目標に向かって生きていますが、
必ずしも、誰もが叶えることができるとは
いえないでしょうね。
でも、
それに向かって努力してきた人間の生き様こそが、
本当の人間らしさ ではないかなと思います。
そんな事を教えてくれた一枚の風景でした。
~エンカレ:励言~
「全てやりきった!」
こころ 晴れ晴れ
成功だけが 目的でない
やりきる
という 「成幸」もあり