～大豊作の夢見る風景～
サイコスケッチ：心理描写
ベランダでゴーヤを育ててみた。
狭いベランダだから、下地はプランターにした。
素人には無理かも・・・と、
思っていたが、
何とか順調に育ってきたではないか。
命が育つということは、じつに、気分がいいものだ。
（ここは西日が強いから緑のカーテンに
なるといいが・・・）
と、淡い期待も。
少しずつ成長、、花も咲いて、小さな粒が
少しずつ膨らんできた。
でも、よく見てみると実が一つしかない。
（何でなんだろう・・・）
片手間にやったので、肥料もあげなかったし
仕方ないか。
それでも、初めての実りに大いに満足、
と、同時に、
もしかしたらもう一つぐらいはと、
毎日観察してたが、結局、最後まで実った
のは たった一つ。
初めてのゴーヤだから、一つでも実れば
悪くはないかなと理解したが。
人間って面白いもので、多くの実りを期待
していたのに、一つしか実らないと、
その一つにすごく気持ちが入っていくようだ。
そう、一つだからこそ、とても大切なものに
感じてくる。
「よくここまで頑張ったね。ありがとう」
こんなことで、
種まきから実りまで、楽しい日々を、ゴーヤ
とともに過ごさせてもらった。
食すのももったいないような気もするが、さて・・・。
野菜を育てるのって、結構面白いものですね。
～エンカレ：励言～
ゴーヤ実った １個 だけ！
２つになったら？ ３つならないかな？
「１つでいいか」
欲を止めると満足が生まれる
欲の際限を知る
