人生に必要なことは草や昆虫や?に教えられた

日々の「あれ!おや?」から、人生の指針を紡いできた観察日記です。

心の味

再公開記事

 

     我が人生の幸いへの道標となった風景
     
          ~ある日、ある時~

 

(見たこと)
   
駅のホームで、おばさんが走っていく。
「わしは、あの電車に乗るんだ!待って~」

すると、「あ・・・!」。

売店で買ったおにぎりを「ころ~ころ~」、
落としてしまった。

 

ちょうど僕の足元に転がってきたので、ほい、
っと、拾ってあげた。温かいおにぎりだった。

「ありがとう!梅なのよ」
「僕も好きなおにぎりですよ」
一瞬、温かな交流が生まれた。

おばさんは間に合った電車に吸い込まれていった。

 

 

(気づいたこと)

(よかった・・・)
僕の気持ちがなんとなく和んだ。

親切は自由だが、同じ自由なら、
人の喜ぶ事をしてあげたいと思う。

自分も何となくいい気持ちになれるのだから。
こんなことから社会の平和も生まれるのかも。

傍観していても主観でしか判断できない。
動き、話、接することから理解が生まれる
んだと気が付いた。


     ~エンカレ:励言~

     世の中の「冷たさも」
       「温かさ」も、

   生きてみてわかる、人の味。
   やってみてわかる、心の味。