心地よい晩秋の風を、体に包みながら朝の散歩をした。
詩心になりながら、秋のいっぱいつまった風景に
身をしずめる。
「なんて気持ちのいい朝なんだろう」
「おせわになりました!」・・・何か言った?
「元気でね!」
・・・え?だれ~確かに声がしたんだが。
落ち葉のメロディーを奏でていた、足元を見る。
「なんだ、君だったのか、そして君もか」
歩道一面に、風に舞う落ち葉達だった。
葉っぱに虫食いの穴があき、落ち葉の、
別れの顔があった。
悲しそうな顔、うれしそうな顔、むっつりした顔、
皆、それぞれに春から秋への人生の顔か!
色々あったようだ。
でも皆いっしょに行けるんだ、また来年だね。
「ありがとう、そしてさようなら」・・・僕は伝えた。
一枚の落ち葉が肩にかかり、そして・・・。
どんな顔をしていたかは、わからない。
一度、落ち葉達の独り言を聞いてみたいと思う。
「悲喜こもごもの落ち葉達、皆それぞれが人生だね。
感動をありがとう!そしてちょつぴりさみしいね!
来年は僕の人生を話してあげよう」
~エンカレ:励言~
人の顔に人生の系譜あり
「内面の磨きが現れる]
晩年の姿
今の啓発忘れまい
以上~了
フォトの記事は、ここで完了となります。
発見から観察に至るときの状況は、様々です。
このために、写真が撮れるときはまれです。
写真の無いときは、文章で説明していくように
してあります。
来年からは、フォトなしの記事を公開します。
しかし、文章だけですと味気ないので、
明るい雰囲気がでるように、イラストを添付
しました。これは、ネットの無料イラストを
お借りしてあります。
波乱万丈の人生の中で、
折々に触れて気がついたことから、
自己の成長や問題の解決、生きるための
勇気や力を、言葉の力で得てきました。
この言葉たちがなかったら、現在の自分は
なかったのではないかと思っています。
今のこの心安らかな老後も、この言葉たちが
あったればこそと、感謝の念がわいてきます。
あくまでも個人的な想いや気持ちですので、
すべての方に共感を与えられるとは思っておりません。
が、少しでも、やさしさやおだやかさや勇気が
与えられましたら、やりがいを感じます。
それでは、来年もよろしくおねがいいたします。