人生に必要なことは草や昆虫や?に教えられた

日々の「あれ!おや?」から、人生の指針を紡いできた観察日記です。

こころの声

 
 
 
アスファルトに「ニョキ」っと芽をだした
草が、なぜか、僕の心に聞こえてきた声、それは)
 
~感情移入の世界の風景~
 
歩いていると、ふと、目の前に
気になるものが・・・。
 
小さな小さなそれは小さな草が
芽を出していた。
 
そこは命を拒否する過酷な世界である。
アスファルトで覆われた場所。
 
Aさん、「あ、草が。頑張ってるなあ」
Bさん、「無理じゃん。でも、凄い!!」
Cさん、「こんな場所でえらいな」
サークルの帰りの道筋でのことでした。
 
面白いもので、
一つのことを観たり聞いたりしても、
人により受け取り方も、
考え方も違うもんだと思いました。
 
もし、この草が花であったら、
もし、この草がタンポポであったら、
<よくタンポポは話題になりますね>
きっと受け取り方も異なるでしょう。
たった一本の名も無い小さな雑草では、
誰も相手にしてくれないのも、当然かも
しれません。
 
僕は思いました。
なんにせよ、命に代わりの無い
この小さな草が、
どれほどの思いでこのアスファルト
芽を出したんだろう・・・と。
こんな場所で芽など出さなくても!、
出しても、
人間や車につぶされれてしまうではないか。
 
ちがう、
 
「命のままに従って己のあるままに生きるんだ」
こんなことをいっているのかも知れないなと、
感じながら、みんなの後を追いかけました。
 
 
 
~小さな草からこんなことを学びました~
 
     こころある人は
      心を見る
 
      心なき人は
      姿を見る
 
   己を裁く 他人の見方
 
  心の砂漠に 支配されない