再公開記事
それはある日、田舎に帰省した時の事でした。
母とお墓参りに行ったのですが、山を切り開いて
作った墓地でしたので、途中の道も崖ぷちの人一人
がやっと通れる狭い道で足元を確かめながらでした。
注意深く歩いていたこともあったのでしょう、
切り崩された崖に無数の根が伸びているのが目には
いりました。
上を見ると、高く伸びた竹が大風にしないでいました。
いつも見慣れた一本の竹からはとても想像もできない
ことでした。
あのすごい根が大風にも倒れない竹を支えているんだ
と根の力を実感したのです。
人生の転機というものは、一瞬の時に訪れることがある
ものです。
その時心に響くイメージが何かしらの気付きを起こさせ
るというものです。人がより良い人生の<使命感に目覚
めたり、目標を持てたり、生きがいを感じたり>
きっかけを掴んだりすることは、気付くということ
からできます。
成長とは、創造性を持って、自分らしい、より価値的な
人生を得ていくことで、様々なことに想いをめぐらすと
いう想像力が転機をつくる気付きをおこさせます。
賞を貰ったり、人から誉められたりする為だけに在る
のでなく、
その人生に必要なことに気付く為にあるのです」
と言われていますが、
私が竹の根っこから、節という年々における努力から
こそ成長が約束されると気付いたことも、
気付くという心の変化から、人は伸びていかれる
ことが理解できると思います。
エンカレ:励言
自分らりさをしっかり支える根っこ、
それがあって初めて人は、
自分としての人生の意味を実感して
生きていくことができる。